Asteroids
> 50 kg
Imaging / characterization equipment
Rapid response / Multiple Flyby
Fuseki は、複数の探査機によるコンステレーションを運用し、低コストかつ高頻度な小惑星探査を実現します。その初号機が “Lapis” です。各探査機は、機械学習を用いた Fuseki 独自の軌道設計技術による超効率化された軌道で、月の重力アシスト活用や、最小デルタVでの軌道変更をして、地球と小惑星を探査機寿命が続く限り往復し、小惑星フライバイ探査を毎年繰り返します。
Fuseki の超小型探査機
“Lapis” は Fuseki の探査機コンステレーションを構成する
初号機として設計された、50kg以下の超小型探査機です。
軽量でありながら、深宇宙での小惑星フライバイ観測を繰り返すために必要な耐久性を備え、小惑星を高分解能撮影するための望遠カメラおよびその制御機能を搭載しています。また、探査機が自律的に深宇宙空間を航行するための航法機能や推進系を搭載しています。
フライバイサイクラー軌道
Fuseki の衛星コンステレーションは、機械学習を用いた効率的な軌道設計技術によって実現された多数の小惑星をフライバイ探査(マルチフライバイ探査)する「小惑星フライバイサイクラー軌道」を基盤に構成されます。各探査機は、小惑星探査を終えると地球近傍へ一度帰還し、地球または月の重力アシストを活用して、再び別の小惑星へと向かいます。この最小限のエネルギーによる地球と小惑星の往復を衛星寿命が続く限り繰り返し、1探査機あたりおよそ年に1度という高頻度な小惑星探査を実現します。
フライバイ探査であれば,小惑星到着時に減速をする必要がないため、サンプルリターン等の比にならない数の小惑星を探査することができます。
高精度かつ最適化された推進噴射によって軌道を調整することで、最小限の推進剤消費で広範なターゲット天体への即応的到達が可能となり、最大で10年間探査を繰り返します。
この安定した運用サイクルにより、新たに発見された小惑星に対し、防衛目的でも科学的興味でも、1か月以内という迅速なレスポンスで向かい始めることが可能です。
超小型探査機 + 機械学習による軌道設計
高頻度な小惑星探査
高精度かつ最適化された推進噴射による軌道調整
即応探査が可能
高解像度の可視光画像
フライバイ時は小惑星から数十km以内に接近し高解像度の可視光画像やマルチバンドの分光データ等、
詳細なリモートセンシング観測を行います。
地上望遠鏡からは点光源でしか見えず「表面」「形状/重心」「組成/分布」「自転軸/周期」等
詳細情報を知ることができないため、Fuseki のフライバイ探査でそれらの情報を獲得し提供します。
現在150万個以上の小惑星が発見されており(*1)、2028年打上げ予定のNASAのNEO Surveyorによって、この発見数が急増することが確実となっています。
小惑星発見数の急増に伴い、小惑星衝突から地球を守る「プラネタリーディフェンス」や、小惑星を活用する「小惑星資源探査」 のために、小惑星探査の需要が拡大してきています。
資源探査やプラネタリーディフェンスのためには、ターゲット小惑星の詳細情報を事前に獲得することがミッション成功の重要な鍵となるため、Fuseki は事前偵察探査として低コス且つ高頻度な小惑星探査を実現することが重要と考えています。
*1 : 参考「IAU Minor Planet Center」
小惑星探査の意義
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